プログラムと政治とオカルトと戯れ言
最近の開発環境はフリーで手に入るんですよね。
昔は、VisualStdio6を数万円で購入してVBとか、VC++とか Windowsでアプリ作っていました。 VS2015 こいつをインストールしましょう。 デフォでインストールすると、VC++のコマンドラインツールの開発環境が使えません。 その際は、コントロールパネルから、Visual Studio Community 2015 Update を クリックする。 セットアップ警告がでたら続行。 変更。 Visual C++ あたりにチェックします。 これで、CL.exe環境が整うはずです。 以上の更新は時間がかかります。更新に成功したら Windowsメニュウ>全てのプログラム>VisualStudio2015>VisualStudioツール で、「開発者コマンドプロンプト for 2015」を起動しましょう。 プロンプト画面が立ち上がったら、clをコマンドしてみましょう。 C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0>cl
Microsoft(R) C/C++ Optimizing Compiler Version 19.00.24213.1 for x86
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
と表示されて、Versionが19となっていることを確認します。
私の場合、古いバージョンの C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\VC98 を環境設定にしていますので、 別プロントで起動してCLを叩くと以下のように表示される。 C:\Users\root>cl Microsoft (R) 32-bit C/C++ Optimizing Compiler Version 12.00.8168 for 80x86
Copyright (C) Microsoft Corp 1984-1998. All rights reserved.
こちらは、Version12となっています。 これは、Windowsの環境設定のPATHを通しているからです。 なので、CL.exeの場所が分かっている場合は仮にVC98にパス貼る場合。 set PATH=%PATH%;C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\VC98\bin
とします。
環境設定という言葉を知らない人にはなんのこっちゃ?と 疑問符かもしれませんが、開発環境を整えるのが実は プログラムよりも大変な場合があるのです。・・・・^^; なので、このPATHコマンドは覚えていて損はないでしょう。 話を戻します。 このプロンプト画面、初期状態だと使えないので タイトルバーでクリックして、プロパティを選択し、 オプションタブの、簡易編集モードと挿入モードをオンにし レイアウトタブの、バッファサイズを幅200くらいに、 高さを9000にしましょう。 ログが流れても遡って追えますし、コピー・ペーストができるようになるので 私はこうしています。 C++でコンパイルしてHello World! hello.cpp #include <iostream>
using namespace std;
int main(int argc, char* argv[]) {
cout << "Hello, world!" << endl;
return 0;
}
プロンプト画面では恐らく,Cドライブにいるかと思います。 プログラムの本体はCドライブ以外で製作している場合が多いので ドライブ間の移動にはcd(チェンジディレクトリ)の /D オプションを使用します。 >cd /d S:\plog\vs2010_helloword >S:\plog\vs2010_helloword>cl hello2.cpp /EHsc
Microsoft(R) C/C++ Optimizing Compiler Version 19.00.24213.1 for x64
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
hello2.cpp
Microsoft (R) Incremental Linker Version 14.00.24213.1
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
/out:hello2.exe
hello2.obj
S:\plog\vs2010_helloword>hello2.exe
Hello, world!
終わり。 PR |